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北海道弁一覧(植物のタネさん提供)

北海道弁(厳選掲載)

ア行
 あずましい  落ち着いた、あるいはリラックスした状態。〈例〉静かであずましい。
 あずましくない  落ち着きがない状態、慌ただしい。〈例〉忙しくバタバタしているのであずましくない。
 あめる  腐る、(食品などが)悪くなる。
 いくない  良くない。
 いずい(いづい)  (異物が入って)ゴロゴロする。〈例〉目にゴミが入っていずい。
 うるかす  (水などに浸して)ふやかす。
 おがる  (草、歯などが)生える、伸びる、育つ。
 おっかい  →おっかない。怖い、危ないの幼児語。
 おっかない  怖い、恐ろしい。
 おっちゃんこ  「座る」の幼児語。

カ行
 がっさい  安っぽい、粗末な、作りの雑な。
 がっちゃき  痔。
 かっちゃく  引っ掻く。
 かっぱがす  ひっくり返して中の物をこぼす。〈例〉バケツをかっぱがす。
 がっぱり  (山のように)たくさん。
 かまかす(かます)  かき混ぜる。
 がめる  くすねる。
 がんず  ケチ。〈使い方〉ガンズたける。
 がんべ  (顔や頭の)できもの。【注】目の周りにできるものもらいは「めっぱ」という。
 きみ  →とうきび(とうきみ)。
 きしゃ  (路面電車以外の)電車。
 きもやける  腹が立つ。
 ける  あげる、くれる。
 こっこ  (魚貝類の)卵、子供。〈例〉鯑はニシンのこっこ。
 ごねる   だだをこねる。
 こまい  細かい。
 こわい  疲れた、だるい。
 こんつける  すねる。
 ごんぼほる  泣きわめく。

サ行
 さ  〜へ、〜に。〈例〉どこさ行くの?
 ざんぎ  鶏肉の唐揚げ。
 したけど  だけど、しかし。
 したっけ  そうしたら(接続詞)、(地方によっては)さようなら。
 したら  それでは(接続詞)、(地方によっては)さようなら。
 したらは(わ)  〜したらどう?〈例〉座ったらは?
 しばれる  凍てつく、凍りつくような寒さ。
 しゃっこい  冷たい。〈例〉雪はしゃっこい。【注】「しゃっこい人」とは言わない。
 しょ  〜でしょう。〈例〉いいっしょ。
 しょっぱい  塩辛い。
 じょっぺん(じょっぴん)  鍵。〈使い方〉じょっぺんかる(鍵をかける)。
 すっとんきょ  とんちんかん。
 すっぱね  泥はね。〈例〉すっぱね上がる。

タ行
 たいぎ  めんどくさい。〈例〉歩くのはたいぎだ。
 だべさ(だべ、べ)  〜でしょう。〈例〉そうだべさ。
 だら(ダラ銭)  小銭、硬貨。〈例〉100円ダラ。【注】「お年ダラ」とは言わない。
 だら  〜ったら。〈例〉あんただら…。
 ちょす  いじる、触る。〈例〉できものはちょしたらダメだよ。
 でない  〜じゃない、〜ではない。〈例〉そうでない。
とうきび(とうきみ)  トウモロコシ。
 どんぱ  同輩、タメ。

ナ行
 ないち  北海道以外の日本。
 なげる  捨てる。〈例〉ゴミなげる。
 なして  どうして。
 なまら  とても。
 なんぼ  いくつ、いくら。〈例〉年なんぼ。なんぼなんでも。
 なんも  何にも(ない)、何でも(ない)、お礼を言われた時の返事。
 ねっぱる  くっつく。〈例〉ガムが靴にねっぱる。【注】主に粘着性のあるものをいう。
 のべつ  常に、ひっきりなしに。〈例〉のべつしゃべっている。

ハ行
 ば  〜を。〈例〉本ば持って来て。
 はぐ  剥がす。
 はぐる  めくる。【注】「日はぐりカレンダー」とは言わない。
 ばくる  交換する。〈例〉ジュースとコーヒーをばくる。
 ばっち(ばちっこ)  末っ子。
 ばらせん  有刺鉄線。
 はんかくさい  バカ(軽くからかう感じ)。
 へら  卓球のラケット。
 へら  旦那さんより奥さんが年上。
 ほいと(ほいど)  がめつい。〈使い方〉ほいどこき。
 ぼっこ  棒。
 ほっちゃれ  産卵した後の鮭。
 ほどんと  ほとんど。
 ほろう  (埃などを)払い落とす。【注】「(神社で)おほろいをする」とは言わない。
 ほんじない  よくわかっていない状態、ボーっとしている。
 ほんじなし  バカ(きつい言い方)。

マ行
 まかす  こぼす。
 まかなう  着込む。
 まかれる  こぼれる。
 みったくない  醜い。
 めっぱ  (瞼などにできる)ものもらい。

ヤ行
 や  (命令形)〜よ。〈例〉やめてや。
 やぁや(やんや)  あーあ。
 やおら  おもむろに。
 やわい  柔らかい。
 ゆるくない  つらい、きつい。〔説〕「きつい」の婉曲表現。
 よばれる  ごちそうになる。

ラ行
 れ  (命令形)〜ろ。〈例〉やめれ。
 ろくてない  ずるがしこい、ろくでもない。

ワ行
 わや  メチャクチャ。


  北海道弁の特徴
 「ら」抜き  〈例〉食べれる(食べられる)。
 過去形で確認する  〈例〉これで良かったですか?(これでいいですか)。
 助詞を抜く  〈例〉傘さす(傘をさす)。
 「ひ」と「し」の区別が曖昧  〈例〉ひょうにまし(小児麻痺)。
 (人によっては)「い」の段と「う」の段の区別が曖昧  〈例〉ずずつ(事実)。
 (地方によっては)濁音が入る  〈例〉うぢのやづ(うちの奥さん)。
 語尾の手前が上がることが多い。
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