生理学 (提供:マコッチ先生)
生理学基礎 |
問題1 加水分解酵素を多く含み、不用な物質を分解処理する細胞小器官はどれか。 1.ミトコンドリア 2.リソソーム 3.ゴルジ装置 4.小胞体 |
問題2 DNAについて正しい記述はどれか。 1.小胞体の中にある。 2.1本のラセン構造である。 3.2種類の塩基で構成される。 4.遺伝情報をもつ。 |
問題3 身体の水分量は体重の約何%か。 1.20% 2.40% 3.60% 4.80% |
問題4 物質が濃度の高いほうから低いほうへ移動する現象はどれか。 1.拡散 2.浸透 3.能動輸送 4.飲作用 |
問題5 細胞内液中の陽イオンで最も多いのはどれか。 1.塩素イオン 2.重炭酸イオン 3.ナトリウムイオン 4.カリウムイオン |
問題6 人の体液のpHについて正しい値はどれか。 1.5.4 2.6.4 3.7.4 4.8.4 |
問題7 細胞小器官の働きについて正しい組み合わせはどれか。 1.ミトコンドリア −−− 不要物質の分解 2.粗面小胞体 −−−−− 蛋白質合成 3.ゴルジ装置 −−−−− 遺伝情報の伝達 4.リソソーム −−−−− ATP合成 |
問題8 細胞膜について誤っている記述はどれか。 1.細胞内外の物質移動に重要である。 2.半透性の性質をもつ。 3.主に蛋白質分子と糖脂質分子よりなる。 4.水に溶けやすい物質ほど細胞膜を通りやすい。 |
問題9 体液の酸塩基平衡について正しい記述はどれか。 1.人の体液のpHは中性に保たれている。 2.重炭酸イオンはアルカリを中和する。 3.体内に炭酸ガスが蓄積するとアシドーシスとなる。 4.pHの調節には肺と心臓の働きが重要である。 |
問題10 解糖系について正しい記述はどれか。 1.酸素を必要とする反応系である。 2.ブドウ糖が炭酸ガスと水に分解される過程である。 3.ミトコンドリアの中で行われる代謝過程である。 4.1分子のブドウ糖から2分子のATPが生成される。 |
血液とリンパ |
問題11 血液1mm3中の血球数で正しい組み合わせはどれか。 1.白血球 −− 4000〜8000個 2.血小板 −− 5万〜10万個 3.赤血球 −− 男子450万個 4.赤血球 −− 女子500万個 |
問題12 赤血球について誤っている記述はどれか。 1.酸素や炭酸ガスを運搬する。 2.エリスロポイエチンによって産生が促進される。 3.多量のヘモグロビンを含んでいる。 4.寿命は約2週間である。 |
問題13 白血球について正しい記述はどれか。 1.好中球は大食細胞とも呼ばれ炎症の慢性期に現れる。 2.単球が血中から組織中に移行したものをマクロファージという。 3.Bリンパ球は細胞性免疫に関与する。 4.好酸球は止血作用をもつ。 |
問題14 血漿蛋白とその働きについて誤っている組み合わせはどれか。 1.アルブミン −− 血漿の膠質浸透圧維持 2.αグロブリン −− 細胞へのアミノ 酸供給源 3.γグロブリン −− 抗体 4.フィブリノーゲン −− 血液凝固 |
問題15 血液凝固を抑制する物質はどれか。 1.ヘパリン 2.トロンボプラスチン 3.プロトロンビン 4.フィブリノーゲン |
問題16 凝集原をもたない血液型はどれか。 1.A型 2.B型 3.O型 4.AB型 |
問題17 リンパ系について誤っている記述はどれか。 1.間質液の一部がリンパ管に入ったものをリンパという。 2.最終的には静脈に注ぐ。 3.異物の除去に重要な役割をもつ。 4.リンパ管の自発性収縮によるリンパの輸送は受動輸送と呼ばれる。 |
問題18 赤血球について誤っている記述はどれか。 1.形状は円板状である。 2.ヘモグロビンを含んでいる。 3.有核細胞である。 4.寿命は約120日である。 |
問題19 赤血球の新生について誤っている記述はどれか。 1.鉄は女性よりも男性で不足しがちである。 2.葉酸は抗貧血ビタミンと呼ばれる。 3.ビタミンB12の吸収には胃液中の内因子の存在が必要である。 4.高地移住によりエリスロポイエチンの分泌が高まる。 |
問題20 血液の働きについて正しい組み合わせはどれか。 1.血小板 −−−− 食作用 2.赤血球 −−−− 止血作用 3.好中球 −−−− 酸素の運搬 4.リンパ球 −−− 抗体産生 |
問題21 凝固因子に含まれないのはどれか。 1.カルシウムイオン 2.フィブリノーゲン 3.プラスミノーゲン 4.プロトロンビン |
問題22 赤血球について正しい記述はどれか。 1.血沈は女性より男性のほうが大である。 2.ヘマトクリット値は貧血で低下する。 3.高張液に入れると溶血が起こる。 4.1日に血液1mm3中約5000個が破壊される。 |
問題23 リンパ系の機能で適切でないのはどれか。 1.異物の除去 2.ホルモンの運搬 3.過剰間質液の吸収 4.間質液の膠質浸透圧の調節 |
問題24 血小板について誤っている記述はどれか。 1.数は血液1mm3中約6000個である。 2.無核の細胞である。 3.減少すると血液凝固障害が起こる。 4.脾臓で破壊される。 |
循環 |
問題25 心臓の構造について正しい記述はどれか。 1.肺動脈は左心室から出る。 2.右心室と右心房の間には僧帽弁が存在する。 3.肺静脈は右心房に入る。 4.心房中隔は右心房と左心房を隔てる。 |
問題26 正常成人の安静時心拍数は約何回か。 1.50回 2.70回 3.90回 4.100回 |
問題27 心周期において心室内容積が一定で心室内圧が上昇するのはどれか。 1.等容性収縮期 2.駆出期 3.等容性弛緩期 4.充満期 |
問題28 心電図において、刺激伝導系の興奮が洞房結節から房室結節に伝わる過程を示すのはどれか。 1.P波 2.Q波 3.R波 4.T波 |
問題29 血管系について誤っている記述はどれか。 1.静脈還流は胸腔内圧の上昇によって促進される。 2.静脈には弁が存在し、血液の逆流を防ぐ。 3.細動脈は血管抵抗が最も大きい場所である。 4.間質液と血液との間の物質交換は毛細血管部で行われる。 |
問題30 血圧を上昇させる要因はどれか。 1.血液量の減少 2.抵抗血管の拡張 3.血液粘度の低下 4.交感神経活動の亢進 |
問題31 血圧について正しい記述はどれか。 1.心臓の収縮期の最も高い血圧を拡張期血圧という。 2.心臓の弛緩期の最も低い血圧を収縮期血圧という。 3.最高血圧と最低血圧の差を脈圧という。 4.1日の血圧変動を平均したものを平均血圧という。 |
問題32 心筋の特徴で誤っているのはどれか。 1.機能的合胞体である。 2.自律神経に支配される。 3.自動能がある。 4.平滑筋で構成される。 |
問題33 循環系について正しい記述はどれか。 1.大循環は右心室に始まり左心房に終わる。 2.左心房と左心室の間には三尖弁が存在する。 3.肺動脈には静脈血が流れる。 4.大動脈と肺動脈の血圧はほぼ等しい。 |
問題34 心電図上で心房の興奮を表す波形はどれか。 1.P波 2.Q波 3.R波 4.T波 |
問題35 血圧を低下させる要因はどれか。 1.血管壁の弾力性の低下 2.血液粘度の上昇 3.末梢化学受容器の興奮 4.圧受容器の興奮 |
問題36 安静時の冠状血管の血流量は心拍出量の約何%か。 1.5% 2.15% 3.25% 4.35% |
問題37 血管運動神経について正しい記述はどれか。 1.交感神経性の血管拡張神経は陰部の血管に分布する。 2.副交感神経性の血管拡張神経は骨格筋の抵抗血管を支配する。 3.交感神経性の血管収縮神経はその末端よりアセチルコリンを放出する。 4.交感神経性の血管拡張神経は運動の開始時に働く。 |
問題38 心周期で第2心音が発生する時期はどれか。 1.等容性収縮期と駆出期の間 2.駆出期と等容性弛緩期の間 3.等容性弛緩期と充満期の間 4.充満期と等容性収縮期の間 |
問題39 圧受容器反射の中枢はどこにあるか。 1.脊髄 2.延髄 3.橋 4.中脳 |
問題40 圧受容器の興奮で起こらないのはどれか。 1.心拍数の低下 2.心拍出量の減少 3.交感神経活動の亢進 4.抵抗血管の拡張 |
問題41 血管収縮物質はどれか。 1.セロトニン 2.ヒスタミン 3.ブラジキニン 4.乳酸 |
問題42 血圧について誤っている記述はどれか。 1.心臓の駆出期における血圧を最高血圧という。 2.最高血圧と最低血圧の差を脈圧という。 3.大循環では毛細血管で最も低くなる。 4.通常、上腕動脈で測定する。 |
呼吸 |
問題43 呼吸について正しい記述はどれか。 1.炭酸ガスを生体内に取り入れ、酸素を生体外に排出する働きである。 2.外界の空気と血液との間のガス交換を内呼吸という。 3.血液と組織細胞の間のガス交換を外呼吸という。 4.肺胞において血液との間のガス交換は拡散によって行われる。 |
問題44 成人の安静時呼吸数は毎分約何回か。 1.5回 2.15回 3.25回 4.35回 |
問題45 安静吸息時に起こる現象はどれか。 1.横隔膜が挙上する。 2.内肋間筋が収縮する。 3.胸郭が縮小する。 4.胸腔内圧が低下する。 |
問題46 肺活量に含まれないのはどれか。 1.1回換気量 2.残気量 3.予備呼気量 4.予備吸気量 |
問題47 ヘーリング・ブロイエル反射について正しい記述はどれか。 1.くしゃみを起こす反射である。 2.呼息から吸息に移行する反射である。 3.受容器は化学受容器である。 4.反射中枢は延髄にある。 |
問題48 呼吸調節について誤っている記述はどれか。 はずれ 1.血圧が上昇すると呼吸が抑制される。 はずれ 2.血液のpHが低下すると呼吸が促進される。 あたり*3.動脈血炭酸ガス分圧が増大すると呼吸が抑制される。 はずれ 4.脳脊髄液の水素イオン濃度が上昇すると呼吸が促進される。 |
問題49 呼吸について誤っている記述はどれか。 1.安静呼息時には機能的残気量が肺胞内に残っている。 2.肺胞換気量はやく500mlである。 3.ガス交換に関与しない容積を生理学的死腔という。 4.成人の安静時呼吸数は毎分15回前後である。 |
問題50 末梢化学受容器の活動亢進で起こらないのはどれか。 1.心拍数増加 2.血管拡張 3.呼吸促進 4.血圧上昇 |
問題51 ヘーリング・ブロイエル反射について誤っている記述はどれか。 1.血液pHの低下によって起こる。 2.受容器は肺に存在する。 3.求心路は迷走神経である。 4.吸息から呼息に切り替える。 |
問題52 肺におけるガス交換はどの方法で行われるか。 1.ろ過 2.浸透 3.能動輸送 4.拡散 |
消化と吸収 |
問題53 小腸でみられない運動はどれか。 1.大蠕動 2.蠕動運動 3.振子運動 4.分節運動 |
問題54 胃液について誤っている記述はどれか。 1.pHは1〜2である。 2.主細胞は塩酸を分泌する。 3.ムチンは胃粘膜の保護に働く。 4.分泌はセクレチンによって抑制される。 |
問題55 消化酵素に富む膵液分泌を促進するホルモンはどれか。 1.ガストリン 2.GIP 3.セクレチン 4.コレシストキニン |
問題56 腸液による消化で正しい組み合わせはどれか。 1.アミノペプチダーゼ −− 脂肪 2.ラクターゼ −− 核酸 3.マルターゼ −− 麦芽糖 4.リパーゼ −− 乳糖 |
問題57 胆汁について誤っている記述はどれか。 1.消化酵素を含む。 2.胆汁酸は脂肪を乳化する。 3.胆汁色素はビリルビンである。 4.十二指腸に排出される。 |
問題58 排便時に起こらない現象はどれか。 1.排便中枢の興奮 2.骨盤神経の活動亢進 3.内肛門括約筋の収縮 4.外肛門括約筋の弛緩 |
問題59 ブドウ糖の吸収の仕組みで正しいのはどれか。 1.能動輸送 2.拡散 3.受動輸送 4.ろ過 |
問題60 消化器系について誤っている記述はどれか。 1.消化は消化管の運動と消化液の分泌の組み合わせで行われる。 2.機械的消化とは酵素によって栄養素を加水分解する作用である。 3.消化管壁は基本的に3層構造となっている。 4.消化の調節は自律神経や消化管ホルモンなどによって営まれる。 |
問題61 多糖類を二糖類に分解する消化酵素はどれか。 1.サッカラーゼ 2.ヌクレアーゼ 3.ラクターゼ 4.アミラーゼ |
問題62 胃腺の細胞と分泌物との組み合わせで正しいのはどれか。 1.主細胞 −−−− 塩酸 2.G細胞 −−−− ペプシノーゲン 3.粘液細胞 −−− ムチン 4.壁細胞 −−−− ガストリン |
問題63 大腸運動のうち、盲腸から上行結腸にかけて見られるものはどれか。 1.分節運動 2.逆蠕動 3.振子運動 4.大蠕動 |
問題64 トリプシノーゲンを活性化させる消化酵素はどれに含まれるか。 1.腸液 2.膵液 3.胃液 4.唾液 |
問題65 嚥下について正しい記述はどれか。 1.食物を噛み砕いて唾液と混ぜる働きである。 2.口腔相は反射運動である。 3.咽頭相の間は呼吸が1〜2秒停止する。 4.嚥下中枢は脊髄に存在する。 |
問題66 胆汁について誤っている記述はどれか。 1.肝臓で作られ十二指腸に排出される。 2.脂肪を乳化して消化酵素の働きを助ける。 3.胆汁酸と胆汁色素を含む。 4.迷走神経は分泌を抑制する。 |
問題67 膵液について誤っている記述はどれか。 1.無色透明、弱酸性の液である。 2.膵臓から1日に約1.5l分泌される。 3.重炭酸ナトリウムは胃から送られた酸性糜汁を中和する。 4.3大栄養素に対応する各種の分解酵素が含まれる。 |
代謝と体温 |
問題68 栄養素とその働きについて、正しい組み合わせはどれか。 1.糖質 −−− 身体の構成成分となる。 2.脂質 −−− 体内のエネルギー源となる。 3.蛋白質 −−− 身体の働きを調節する。 4.無機質 −−− 体内のエネルギー源となる。 |
問題69 基礎代謝について正しい記述はどれか。 1.食後各栄養素が体内で代謝される過程で起こる体熱発生のことをいう。 2.睡眠時における生命維持に必要な最小限の代謝量のことをいう。 3.一般に、幼年期で高く、老人では低い。 4.日本人の成人男子では約1000kcal/日である。 |
問題70 外気温が著しく低下したときに起こる生体内の現象で誤っているのはどれか。 1.皮膚血管の収縮 2.不感蒸散 3.ふるえ 4.カテコールアミンの増加 |
問題71 健康成人の体温について誤っている記述はどれか。 1.夜間から早朝にかけて低く、日中は高い。 2.直腸温は腋窩温より高い。 3.体温調節中枢は視床下部にある。 4.核心温度は環境温によってかなり変動する。 |
問題72 血糖を上昇させる要因でないのはどれか。 1.グリコーゲン分解 2.食物摂取 3.インスリン分泌 4.アドレナリン分泌 |
問題73 健康成人の深部体温について正しい記述はどれか。 1.女性では排卵日以降、低温期になる。 2.直腸温は腋窩温より高い。 3.外殻温度とも呼ばれる。 4.環境温によってかなり変動する。 |
問題74 体熱の産生に関与しないのはどれか。 1.カテコールアミンの分泌増加 2.骨格筋の不随意的律動的収縮 3.皮膚血管支配の交感神経活動の低下 4.特異動的作用 |
問題75 発汗について正しい記述はどれか。 1.汗腺は副交感神経によって支配される。 2.エクリン腺は主に腋窩に分布する。 3.精神性発汗は全身に見られる。 4.温熱性発汗は体温調節中枢により統御される。 |
排泄 |
問題76 腎臓の働きとして適切でないのはどれか。 1.血糖値の調節 2.体液pHの調節 3.細胞外液量の調節 4.細胞外液浸透圧の調節 |
問題77 健康成人の尿について正しい記述はどれか。 1.尿酸や尿素を含む。 2.ブドウ糖を大量に含む。 3.比重は血液と等しい。 4.pHは一定である。 |
問題78 糸球体ろ過量について正しい記述はどれか。 1.1分間に糸球体に流入する血液量をいう。 2.腎血漿流量に等しい。 3.1日当たりのろ過量は約180lである。 4.ろ過の原動力は膀胱内圧である。 |
問題79 体液の浸透圧が低くなったときに起こる現象はどれか。 1.水の再吸収促進 2.渇き感覚の出現 3.ナトリウムの再吸収促進 4.尿量の増加 |
問題80 糸球体におけるろ過について正しい記述はどれか。 1.腎臓に流入する血漿量は毎分約1.2〜1.3lである。 2.腎血漿流量の約20%が糸球体でろ過される。 3.有効ろ過圧は約45mmHgである。 3.1日あたりの糸球体ろ過量は約1.8lである。 |
問題81 糸球体でろ過されるが、尿細管でほとんど再吸収される物質はどれか。 1.ブドウ糖 2.尿素 3.イヌリン 4.クレアチニン |
問題82 尿細管における物質の再吸収と分泌について誤っている記述はどれか。 1.集合管における水の再吸収はバゾプレッシンにより促進される。 2.カリウムイオンは近位尿細管で再吸収され、遠位尿細管では少量分泌される。 3.ブドウ糖は通常尿中には排泄されない。 4.アルドステロンは遠位尿細管におけるナトリウムイオンの分泌を促進する。 |
問題83 血液の浸透圧が上昇した際に見られる現象として適切でないのはどれか。 1.バゾプレッシンの分泌増加 2.浸透圧受容器の興奮 3.レニン‐アンギオテンシン系の作動 4.渇き感覚の発現 |
問題84 排尿時に膀胱を収縮させる神経はどれか。 1.下腹神経 2.骨盤神経 3.陰部神経 4.迷走神経 |
問題85 尿について誤っている記述はどれか。 1.尿の組成は種々の条件により変化する。 2.尿酸や尿素などの窒素代謝産物を含んでいる。 3.pHは肉食によって増大する。 4.1日の尿量は成人で約1〜2lである。 |
内分泌 |
問題86 アドレナリンの作用で誤っているのはどれか。 1.心拍出量増加 2.気管支拡張 3.血圧低下 4.胃腸運動抑制 |
問題87 著しい脱水などで細胞外液量が減少したとき分泌が促進されるホルモンはどれか。 1.プロラクチン 2.アルドステロン 3.エストロゲン 4.セクレチン |
問題88 ポリペプチド型ホルモンはどれか。 1.アドレナリン 2.カルシトニン 3.サイロキシン 4.アンドロゲン |
問題89 ホルモンとその作用について正しい組み合わせはどれか。 1.パラソルモン −−− 骨形成促進 2.成長ホルモン −−− 血糖値低下 3.ドーパミン −−−− 体液量増加 4.コルチゾール −−− 炎症抑制 |
問題90 インスリンの働きで誤っている記述はどれか。 1.蛋白質合成を促進する。 2.ブドウ糖のグリコーゲンへの変換を促進する。 3.ブドウ糖の脂肪への変換を促進する。 4.脂肪の脂肪酸への分解を促進する。 |
問題91 ホルモンの特徴について正しい記述はどれか。 1.導管をもった外分泌腺から血中に分泌される。 2.各種の器官の機能を迅速に調節する。 3.多くのホルモン分泌は正のフィードバック調節を受ける。 4.特定の標的細胞の受容体に結合して効果を発揮する。 |
問題92 ステロイド型ホルモンはどれか。 1.アドレナリン 2.アンドロゲン 3.サイロキシン 4.ドーパミン |
問題93 血中カルシウム濃度を低下させるホルモンはどこから分泌されるか。 1.視床下部 2.松果体 3.甲状腺 4.上皮小体 |
問題94 インスリンについて誤っている記述はどれか。 1.ランゲルハンス島β細胞から分泌される。 2.細胞のブドウ糖取り込みを促進する。 3.脂肪の脂肪酸への分解を抑制する。 4.交感神経により分泌が促される。 |
問題95 糖質コルチコイドの分泌を促す要因はどれか。 1.ストレス刺激 2.塩分摂取 3.緊急事態 4.血圧上昇 |
問題96 テストステロンを分泌する細胞はどれか。 1.ライディッヒ細胞 2.セルトリ細胞 3.卵母細胞 4.肥満細胞 |
問題97 ホルモンとその働きについて正しい組み合わせはどれか。 1.ノルアドレナリン −−− 末梢血管の拡張 2.アルドステロン −−−− 胃酸分泌の促進 3.エストロゲン −−−−− 基礎体温の上昇 4.サイロキシン −−−−− 基礎代謝の亢進 |
問題98 出産後、乳汁分泌を促進するホルモンはどれか。 1.テストステロン 2.エストロゲン 3.プロゲステロン 4.プロラクチン |
問題99 性周期について誤っている記述はどれか。 1.月経の最初の日を月経周期の第1日として数える。 2.エストロゲンの作用により子宮粘膜の肥厚が始まる。 3.卵胞刺激ホルモンの急激な分泌増加により排卵がおこる。 4.受精が行われない場合はプロゲステロンの分泌が低下する。 |
問題100 オキシトシンについて誤っている記述はどれか。 1.射乳反射を生じる。 2.ポリペプチド型ホルモンである。 3.子宮筋を収縮させる。 4.下垂体前葉から分泌される。 |
神経 |
問題101 運動神経はどれに当たるか。 1.体性神経求心性神経 2.体性神経遠心性神経 3.自律神経求心性神経 4.自律神経遠心性神経 |
問題102 ニューロンについて正しい記述はどれか。 1.刺激によって興奮し、それを伝える働きをもつ。 2.細胞体が死滅しても再生がおこる。 3.軸索は他のニューロンからの情報を受け取る。 4.樹状突起は情報を他のニューロンに伝達する。 |
問題103 中枢神経系内の指示細胞はどれか。 1.グリア細胞 2.シュワン細胞 3.ろ胞細胞 4.G細胞 |
問題104 静止時のニューロンの細胞膜電位(静止電位)は約何mVか。 1. −30mV 2. −50mV 3. −70mV 4. −90mV |
問題105 次の説明に該当するものはどれか。 「閾値以上の刺激であれば、刺激の強さに無関係に活動電位の大きさは一定である。」 1.ベル・マジャンデイーの法則 2.スターリングの法則 3.ウェーバーの法則 4.全か無の法則 |
問題106 神経繊維の興奮伝導について誤っている記述はどれか。 1.興奮は一方向に伝導する。 2.興奮の大きさは減衰しない。 3.興奮は隣りの神経線維には伝導しない。 4.太い繊維ほど伝導速度が速い。 |
問題107 シナプス伝達について誤っている記述はどれか。 1.反復刺激後増強が起こる。 2.シナプス遅延がある。 3.疲労しにくい。 4.薬物の影響を受けやすい。 |
問題108 後頭葉にある感覚野はどれか。 1.体性感覚野 2.視覚野 3.聴覚野 4.味覚野 |
問題109 次の脳神経の中で副交感神経線維を含むものはどれか。 1.嗅神経 2.三叉神経 3.舌下神経 4.舌咽神経 |
問題110 体性神経系の遠心性神経はどれか。 1.運動神経 2.感覚神経 3.交感神経 4.副交感神経 |
問題111 迷走神経の支配で正しいのはどれか。 1.眼球の運動 2.唾液の分泌 3.舌筋の運動 4.胃腸管の運動 |
問題112 脳の調節中枢について誤っている組合せはどれか。 1.延髄 ・・・ 循環調節 2.中脳 ・・・ 摂食行動 3.小脳 ・・・ 協調運動 4.橋 ・・・・・ 排尿調節 |
問題113 視床下部に調節中枢がないのはどれか。 1.体温 2.摂食 3.飲水 4.姿勢 |
問題114 交感神経の働きで誤っているのはどれか。 1.瞳孔散大 2.心拍数増加 3.血管収縮 4.腸運動促進 |
問題115 健康成人のレム睡眠について誤っている記述はどれか。 1.眼球が急速に動く。 2.心拍や呼吸が乱れる。 3.一夜に約20回発生する。 4.夢を見ていることが多い。 |
問題116 自律神経系について誤っている記述はどれか。 1.自律神経系には、遠心路と求心路が存在する。 2.自律神経系遠心路は、交感神経と副交感神経より構成される。 3.自律神経系の求心路は内臓求心性神経と呼ばれる。 4.交感神経系は脳幹に起始する。 |
問題117 末梢神経のシナプスにおける化学伝達物質はどれか。 1.乳酸 2.セロトニン 3.アセチルコリン 4.ヒスタミン |
問題118 脊髄視床路が通る脊髄内の部位はどれか。 1.後索 2.側索 3.前角 4.側角 |
問題119 小脳の機能で誤っているのはどれか。 1.情動行動の発現 2.協調運動の調節 3.平衡の保持 4.随意運動の補助 |
問題120 脊髄について正しい記述はどれか。 1.中心部に白質、周辺部に灰白質が存在する。 2.白質は神経細胞体の集まりである。 3.灰白質は前索、側索、後索に分けられる。 4.脊髄神経の感覚神経線維はすべて後根を通る。 |
問題121 錐体路を構成するのはどれか。 1.前庭脊髄路 2.皮質脊髄路 3.赤核脊髄路 4.網様体脊髄路 |
問題122 脳の調節中枢について正しい組合せはどれか。 1.大脳基底核 −− 自律機能調節 2.大脳辺縁系 −− 本能行動調節 3.中脳 −−−− 情動調節 4.視床下部 −−− 協調運動調節 |
問題123 副交感神経線維を含まないのはどれか。 1.舌咽神経 2.迷走神経 3.動眼神経 4.内耳神経 |
問題124 感覚性の神経はどれか。 1.副神経 2.舌下神経 3.嗅神経 4.外転神経 |
問題125 交感神経節前線維によって直接支配される器官はどれか。 1.副腎髄質 2.瞳孔括約筋 3.唾液腺 4.立毛筋 |
問題126 舌の前方2/3の味覚を伝える神経はどれか。 1.顔面神経 2.舌咽神経 3.三叉神経 4.迷走神経 |
問題127 自律神経の二重支配を受けない器官はどれか。 1.心臓 2.脾臓 3.肺 4.膵臓 |
問題128 副交感神経節後線維末端からの化学伝達物質はどれか。 1.セロトニン 2.ヒスタミン 3.ノルアドレナリン 4.アセチルコリン |
問題129 交感神経のみに支配される器官はどれか。 1.膵臓 2.涙腺 3.汗腺 4.膀胱 |
問題130 副交感神経が出力する脊髄の部位はどれか。 1.頚髄 2.胸髄 3.腰髄 4.仙髄 |
問題131 延髄に存在しない自律機能中枢はどれか。 1.摂食 2.呼吸 3.嘔吐 4.循環 |
問題132 体温調節反射はどれに属するか。 1.内臓−体性反射 2.内臓−内臓反射 3.体性−内臓反射 4.体性−体性反射 |
問題133 自律神経の拮抗支配を受けない器官はどれか。 1.胃 2.心臓 3.気管支 4.唾液腺 |
問題134 眼球の運動に関与しない神経はどれか。 1.滑車神経 2.動眼神経 3.視神経 4.外転神経 |
問題135 副交感神経系の働きで正しい記述はどれか。 1.動眼神経は瞳孔散大筋を支配する。 2.顔面神経は涙腺を支配する。 3.舌咽神経は顎下腺を支配する。 4.骨盤神経は小腸を支配する。 |
問題136 ムスカリン様受容体が関与する働きはどれか。 1.心拍数増加 2.血管収縮 3.気管支拡張 4.瞳孔縮小 |
問題137 交感神経の興奮によって起こる現象はどれか。 1.胃液分泌促進 2.気管支筋弛緩 3.排尿筋収縮 4.心拍数減少 |
問題138 β受容体が関与しない働きはどれか。 1.心収縮力増大 2.発汗促進 3.脂肪分解促進 4.気管支拡張 |
問題139 血管における自律神経の働きについて正しい記述はどれか。 1.血管の収縮はβ受容体系の働きである。 2.血管の収縮は副交感神経の働きによる。 3.骨格筋の血管は循環アドレナリンによって拡張する。 4.交感神経による血管拡張はアドレナリン性である。 |
問題140 内臓−体性反射はどれか。 1.呼吸反射 2.射乳反射 3.圧受容器反射 4.対光反射 |
問題141 コリンエステラーゼの働きはどれか。 1.ノルアドレナリンの合成 2.ノルアドレナリンの分解 3.アセチルコリンの合成 4.アセチルコリンの分解 |
筋肉 |
問題142 骨格筋について正しい記述はどれか。 1.横紋筋である。 2.平滑筋である。 3.不随意筋である。 4.自律神経で支配される。 |
問題143 筋収縮に関与しないのはどれか。 1.ミオシン 2.アクチン 3.ATP 4.アルブミン |
問題144 骨格筋線維について誤っている記述はどれか。 1.筋線維には数個の核がある。 2.筋線維には白筋線維と赤筋線維とがある。 3.赤筋線維は瞬発力があり疲労しやすい。 4.筋線維内には多数の筋原線維が並んでいる。 |
問題145 骨格筋について正しい記述はどれか。 1.筋の両端を固定した状態で生じる収縮を等張力性収縮という。 2.筋の一端のみを固定した状態で生じる収縮を等尺性収縮という。 3.歩行運動は等張力性収縮である。 4.1回の活動電位による収縮を強縮という。 |
問題146 単収縮のみを起こすのはどれか。 1.心筋 2.骨格筋 3.平滑筋 4.括約筋 |
問題147 骨格筋の収縮について誤っている記述はどれか。 1.エネルギーとしてATPを用いる。 2.筋収縮にともなって熱が発生する。 3.日常の運動の多くは単収縮による。 4.強縮が続くと筋の疲労が起こる。 |
問題148 筋収縮に重要なイオンはどれか。 1.マグネシウムイオン 2.塩素イオン 3.ナトリウムイオン 4.カルシウムイオン |
問題149 筋疲労に関係する物質はどれか。 1.ATP 2.乳酸 3.アクチン 4.アデニン |
問題150 骨格筋、心筋、平滑筋に関する記述で正しいのはどれか。 1.平滑筋は骨格筋に比べて熱を発生しやすい。 2.心筋は強縮を起こしやすい。 3.骨格筋には自動性がある。 4.心筋や平滑筋は疲労しにくい。 |
問題151 筋の両端を固定した状態でおこる収縮をなんというか。 1.等張力性収縮 2.等尺性収縮 3.単収縮 4.強縮 |
問題152 筋収縮のエネルギー源はどれか。 1.ATP 2.乳酸 3.ADP 4.無機リン酸 |
問題153 心筋の特徴で誤っている記述はどれか。 1.横紋筋である。 2.自律神経支配である。 3.機能的合胞体をなす。 4.疲労しやすい。 |
問題154 骨格筋について誤っている記述はどれか。 1.筋の弛緩にはエネルギーが必要である。 2.日常の運動は強縮によっておこる。 3.白筋線維は疲労しにくく、赤筋線維は疲労しやすい。 4.筋収縮にともなって熱が発生する。 |
問題155 筋収縮に重要な蛋白はどれか。 1.レニン 2.ミオシン 3.グリシン 4.グロブリン |
問題156 骨格筋内におけるATP合成に関係のないのはどれか。 1.解糖系 2.TCAサイクル 3.緩衝系 4.ローマン反応 |
問題157 筋の微細構造について正しい記述はどれか。 1.縞模様の明るく見える部分をA帯、暗く見える部分をI帯という。 2.A帯の中央にはZ帯という区切りが存在する。 3.H帯とH帯の間を筋節と呼ぶ。 4.アクチンフィラメントのみからなる部分がI帯に相当する。 |
身体の運動 |
問題158 骨格筋の錘外筋線維を支配している運動ニューロンはどれか。 1.α(アルファ)線維 2.β(ベータ)線維 3.γ(ガンマ)線維 4.δ(デルタ)線維 |
問題159 伸張反射について誤っている記述はどれか。 1.筋の固有反射である。 2.脊髄反射である。 3.多シナプス反射である。 4.アキレス腱反射が含まれる。 |
問題160 脳神経が関与しない反射はどれか。 1.眼瞼反射 2.腹壁反射 3.嚥下反射 4.開口反射 |
問題161 筋紡錘について誤っている記述はどれか。 1.錘外筋線維の数本が1単位となって被膜に包まれたものである。 2.膝蓋腱反射のように筋が伸展された時に働く。 3.感覚情報はIa群求心性線維によって中枢に伝えられる。 4.γ運動ニューロンは錘内筋線維を支配する。 |
問題162 次の文で示す反射はどれか。 「足に痛みを加えると反対側の下肢を伸展する。」 1.屈曲反射 2.交叉性伸展反射 3.伸張反射 4.皮膚反射 |
問題163 神経筋接合部の化学伝達物質はどれか。 1.アドレナリン 2.セロトニン 3.ブラジキニン 4.アセチルコリン |
問題164 皮膚反射にぞくするものはどれか。 1.膝蓋腱反射 2.前庭−眼反射 3.咬筋反射 4.腹壁反射 |
問題165 膝蓋腱反射について正しい記述はどれか。 1.長脊髄反射である。 2.受容器は腱紡錘である。 3.大腿四頭筋の反射である。 4.皮膚反射である。 |
問題166 運動単位について誤っている記述はどれか。 1.1個の運動ニューロンとそれが支配するすべての筋線維群をまとめたものをいう。 2.神経支配比はどの筋も同じである。 3.FF型は収縮が速く疲れやすい性質をもつ。 4.S型は主に赤筋線維を支配する。 |
問題167 防御反射はどれか。 1.前庭−眼反射 2.屈曲反射 3.伸張反射 4.バビンスキー反射 |
問題168 伸張反射でないのはどれか。 1.膝蓋腱反射 2.アキレス腱反射 3.挙睾筋反射 4.上腕二頭筋反射 |
問題169 筋紡錘について正しい記述はどれか。 1.遠心路はα運動神経線維である。 2.γ運動ニューロンの支配を受ける。 3.求心路はTb群求心性線維である。 4.錘内筋線維は錘外筋線維より太い。 |
問題170 反射の分類について正しい記述はどれか。 1.屈曲反射は単シナプス反射である。 2.眼瞼反射は脊髄反射である。 3.四肢間反射は長脊髄反射である。 4.呼吸反射は体性-運動反射である。 |
問題171 伸張反射の反射弓の構成に直接関与しないのはどれか。 1.腱紡錘 2.筋紡錘 3.Ta群求心性線維 4.α運動ニューロン |
問題172 伸張反射の特徴で誤っているのはどれか。 1.筋の伸展によりおこる反射 2.刺激された筋と同じ筋におこる反射 3.中枢神経内でシナプスを1個取り替える反射 4.侵害刺激から身を守る反射 |
問題173 Ta群求心性線維の活動を低下させる要因はどれか。 1.錘外筋の伸展 2.γ運動ニューロンの興奮 3.錘内筋の伸展 4.α運動ニューロンの興奮 |
問題174 α運動ニューロンの過度な興奮を防ぐ機構はどれか。 1.レンショウの反回抑制 2.相反性抑制 3.α−γ連関 4.除脳固縮 |
問題175 中枢が脳幹にない反射はどれか。 1.立ち直り反射 2.嚥下反射 3.上腕二頭筋反射 4.緊張性迷路反射 |
感覚 |
問題176 皮膚感覚に属さないのはどれか。 1.温 覚 2.振動覚 3.痛 覚 4.圧 覚 |
問題177 触圧点の密度が最も高い部位はどれか。 1.指先 2.上腕 3.背中 4.足底 |
問題178 甘味を最も敏感に感じる部位はどれか。 1.舌尖 2.舌根部 3.舌外側縁 4.舌中央部 |
問題179 平衡覚を伝える神経はどれか。 1.蝸牛神経 2.前庭神経 3.顔面神経 4.三叉神経 |
問題180 視覚器でレンズの役割をするのはどれか。 1.網膜 2.虹彩 3.硝子体 4.水晶体 |
問題181 痛覚について誤っている記述はどれか。 1.防衛的な感覚である。 2.快・不快の感情と関係する。 3.鋭い痛みと鈍い痛みとがある。 4.順応が起こりやすい。 |
問題182 発痛物質はどれか。 1.ブラジキニン 2.カルシウムイオン 3.エンドルフィン 4.プロゲステロン |
問題183 眼を閉じていても身体部位の位置関係がわかる感覚をなんというか。 1.運動感 2.位置感 3.重量感 4.抵抗感 |
問題184 味覚について誤っている記述はどれか。 1.苦味は基本味の一つである。 2.受容器は味蕾である。 3.舌の部位による味覚の差はない。 4.舌の前方3分の2は顔面神経が支配する。 |
問題185 内臓痛の特徴について誤っている記述はどれか。 1.局在が明らかである。 2.持続性のうずく痛みである。 3.吐き気を伴うことが多い。 4.腸間膜を伸展した際に痛みが起こる。 |
問題186 平衡感覚について正しい記述はどれか。 1.内耳の前庭器官で受容される。 2.球形嚢は回転加速度を検出する。 3.卵形嚢は上下方向の加速度を検出する。 4.三半規管は前後方向の加速度を検出する。 |
問題187 視覚について正しい組み合わせはどれか。 1.遠近調節 −−−− 硝子体 2.明るさ調節 −−− 虹彩 3.色の感覚 −−−− 杆状体細胞 4.明暗感覚 −−−− 錐状体細胞 |
問題188 副交感神経の支配で瞳孔を縮小させる筋はどれか。 1.毛様体筋 2.上斜筋 3.瞳孔括約筋 4.瞳孔散大筋 |
問題189 聴覚について誤っている記述はどれか。 1.音の高さを決定するものは周波数である。 2.蝸牛はらせん形に巻かれた管で、中耳に存在する。 3.受容器はコルチ器官の中にある有毛細胞である。 4.聴覚情報は蝸牛神経によって伝えられる。 |
問題190 感覚と受容器との組み合わせで正しいのはどれか。 1.振動覚 −−− メルケル盤 2.触 覚 −−− 筋紡錘 3.温 覚 −−− 自由神経終末 4.運動覚 −−− マイスナー小体 |
問題191 持続的な刺激はしだいに弱く感ずるようになるという性質をなんというか。 1.ウェーバーの法則 2.感覚の投射 3.弁別閾 4.感覚の順応 |
問題192 適合刺激と感覚受容器との組み合わせで誤っているのはどれか。 1.揮発性物質 −− 嗅細胞 2.加速度 −−−− 有毛細胞 3.音振動 −−−− 味蕾 4.可視光線 −−− 杆状体細胞 |
問題193 痛覚について正しい記述はどれか。 1.皮膚の痛みには質の異なる2種類のものがある。 2.すべて有髄線維によって伝導される。 3.内臓痛は局在性が明確である。 4.深部痛覚の受容器は筋紡錘である。 |
問題194 温度感覚について誤っている記述はどれか。 1.受容器は自由神経終末である。 2.皮膚の無感温度は33℃前後である。 3.皮膚の温点は冷点より密度が高い。 4.伝導路は脊髄視床路である。 |
問題195 苦味を最も敏感に感じる部位はどれか。 1.舌尖 2.舌根部 3.舌外側縁 4.舌中央部 |
問題196 網膜に存在しない細胞はどれか。 1.有毛細胞 2.神経節細胞 3.錐状体細胞 4.双極細胞 |
問題197 コルチ器官の有毛細胞の興奮を伝える神経はどれか。 1.顔面神経 2.蝸牛神経 3.外転神経 4.前庭神経 |
問題198 触圧覚について誤っている記述はどれか。 1.2点弁別閾は指先で大きく、背中では小さい。 2.触覚と圧覚には連続的な移行がある。 3.触圧点の密度が高いところほど刺激閾値は低い。 4.受容器は、メルケル盤や毛包受容器などである。 |
問題199 視覚について正しい記述はどれか。 1.遠くの物体を見るときには、毛様体筋が収縮して水晶体が厚くなる。 2.副交感神経の働きによって瞳孔括約筋が収縮すると瞳孔が広がる。 3.杆状体細胞にはロドプシンという色素が含まれる。 4.水平細胞は明るいところで働き、色を感じ取る。 |
問題200 上下方向の加速度を検出するのはどれか。 1.コルチ器官 2.三半規管 3.卵形のう 4.球形のう |
問題201 内臓感覚について誤っている記述はどれか。 1.意識にのぼるものに臓器感覚と内臓痛がある。 2.渇き感は体液浸透圧の低下によって起こる。 3.空腹感は血糖の低下によって生じる。 4.関連痛は内臓炎症時に生じやすい。 |
問題202 最も順応が起こりやすい感覚はどれか。 1.痛 覚 2.触 覚 3.聴 覚 4.嗅 覚 |
問題203 感覚とそれを伝える神経線維との組合せで正しいのはどれか。 1.触 覚 −−− Aα線維 2.温 覚 −−− Aβ線維 3.冷 覚 −−− Aδ線維 4.圧 覚 −−− C線維 |
生体防御 |
問題204 細胞性免疫に関与するのはどれか。 1.T細胞 2.B細胞 3.形質細胞 4.γ(ガンマ)グロブリン |
問題205 体内時計があると考えられているのはどこか。 1.延 髄 2.中 脳 3.大脳皮質 4.視床下部 |
問題206 炎症局所における反応で誤っている記述はどれか。 1.肥満細胞からヒスタミンが放出される。 2.毛細血管が拡張して血流が増加する。 3.毛細血管壁の透過性が低下する。 4.好中球と単球により食作用がおこなわれる。 |
問題207 抗体産生機能をもつ白血球はどれか。 1.リンパ球 2.単球 3.好中球 4.好塩基球 |
問題208 免疫反応について正しい記述はどれか。 1.抗体を介する免疫反応を細胞性免疫と呼ぶ。 2.抗原は生体にとっての異物であり、細菌や異種蛋白質などが含まれる。 3.B細胞は胸腺において分化し、形質細胞となる。 4.T細胞は細胞膜表面に免疫グロブリンをもっている。 |
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